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展覧会案内

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今年初めての全国的な水墨画展覧会

国立新美術館にて、同時期に開催される。

結果として、緊急事態宣言中に開催されることになりました。

案内すべきか、悩ましいところです。

ひょとしたら、為政者には不要不急と映っているのかとも考えられるのだが、

こういう時こそ、いわゆる文化的活動、芸術的活動など心に栄養が必要ではないか。

勝手な理由を見つけて案内します。

墨色を求めて

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 前回、赤富士を紹介した。

赤富士はおめでたいものとして、描き初め的に描いた。

コロナウイルスが猛威を相変わらず振るっている折、描く時間がたっぷりあるにはあるが、心が晴れないことが影響して思いのほか筆が進まない。

発想を逆転して、何かを描こうとするのではなく、いわゆる墨色を研究している。ただ単に墨色だけでなく、新しい境地を開けることを願いつつ。

今回の2作品はそのような中から生まれたものである。

自分としては、気に入っている部類であり、もうしばらく研究を続けていくことになりそうである。

 

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あけましておめでとうございます

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新年あけまあしておめでとうございます。

 

昨年は、新型コロナウイルスで明け暮れた一年でした。

今まで当たり前と思っていたことが、全く通用しない世界へと一変しました。

人類はコロナと戦い続けてきた歴史がある。

然し打ち克つことができたのは種痘のみだそうである。

新型コロナウイルスと共存しながら生活を送ることになる。

より一層芸術の果たす役割が大きくなるのではないか。

人智の及ばない、予想もつかないことがこれから先も起こり得る。

じたばたしても始まらない。

歴史を振り返ってみると、先人たちはもっともっと大きい災難にも立ち向かってきたことが伺える。

今まで人類が進めてきた世界とは違った世界が現れるのかもしれない。

新しい生活習慣に見合ったものに構築されていくに違いない。

価値観もめまぐるしく変化をするかもしれない。

私もただひたすら精進して画を描き続けるだけです。

 

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昨年中は私の駄文、駄作を見ていただきありがとうございました。

本年も変わらぬご支援ご指導をお願いします。

安達嵐松

 

 

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「河鍋暁斎の底力」展

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河鍋暁斎の底力」展

東京ステーションギャラリーで開催されている「河鍋暁斎の底力」展を見た。

河いた。鍋暁斎の展覧会は以前にも鑑賞したが、今回は一味違っていた。

河鍋暁斎の素描、下絵、画稿、宴席などで即興で描かれた席画、弟子の参考に描いた絵手本、などだけでいわゆる本画は展示されていない。

河鍋暁斎の絵には何か不思議な惹かれるものがある。その魅力を形作る一端をなしている要素を垣間見るようである。本画だけでは見えないまた違った面白さがあった。と同時に弟子思いの一面など(おどろおどろした絵などを見ていると、相当に変人だろうと勝手に思い込んでいた)私にとって新発見でもあった。

展覧会で見た限りではあるが、席画のイメージも思い描くものとかけ離れていた。河鍋暁斎の席画はある程度時間をかけた有名作品の模写であった。想像をたくましくするならば、、旦那衆の酒宴の横で求めに応じて席画という模写を実演していたのだろうか。もちろん席画を終え、酒宴に参加し大いに談笑したに違いない。

油絵の展覧会などでは、スケッチ画が一緒に並べられているが、それは絵の一部のスケッチ画であり、綿足などは見過ごしていくことが多い。しかし今回いわゆる本画がないだけにより深く見ることになり、勉強になることが多い展覧会であった。

 

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花と花瓶  (特殊技法を使って)

特殊技法を使った花と花瓶を紹介

 

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透明ガラス花瓶に挿した百合を墨だけで描いた。

ヒヨコをあしらって。

 

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透明ガラス花瓶に挿した洋蘭を描いた。

 

 

f:id:yoidoreojisann:20201119202300j:plain陶器製の花瓶に挿したバラを描いた。

 

いずれも現代水墨画風に描いたものである。

普段私はにじみがよく出る水墨画用紙を使っているが、これらの作品ではあえていつもと違った用紙で、いつもと違う雰囲気の絵を描いている。

いかがであろうか。

すがすがしさを感じる和蘭と違って、何とも言えない怪しさが漂う洋蘭。

雰囲気だけで感じさせる薔薇。

透明なガラスと硬い陶器の花瓶。

いずれも挑戦しがいのある題材である。

 

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