龍は想像上の生物であるからか、古来多くの作家が描いている。
日本画を描く人にとっては、富士を必ずと言っていいほど取り上げるのと似て、
水墨画では龍を描くことを得意としている人も多い。
私の絵では背景の取り方に新しさを出した。
小林東雲氏(主催者)作品
伊藤昌氏作品
荒井克典氏作品
矢形嵐酔先生作品
川島みゆき氏(洛陽会参事)作品
荻須舟醒氏(洛陽会理事)作品
島崎燕酔先生作品
ドイツ人の作品
小品であったが、面白い表現として取り上げた。気が利いた作品。
海外からの作品も多く、しかもしゃれた作品が散見された。
最後に、私の作品。
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追記(1月31日)
金曜日(1月29日)夕方電話があり、明日(1月30日)土曜日授賞式があるので出席をと連絡があった。
会場には何らかの賞があることは全く匂わせていないので、全くの寝耳に水であった。
キツネに摘ままれたような心持でとりあえず出席することにした。
思いかけず、「国際芸術賞」という大きな賞をいただくことになった。
賞の有無も知らなかっただけに、さすがにうれしかった。
このような時に良く授賞式を開催したと拍手を送りたい。授賞式は、小林東雲会長の人柄を反映した何ともほんわかとした温かいものであった。人数を極端に絞った式典であったが、ありわい深い忘れえぬものとなった。
国際書画展が国立新美術館で開催されている。
気なった作品、同門の作品などを紹介します。
文部科学大臣賞受賞作品(福田修氏)
きっちりと丁寧に描かれている。ある意味申し分ない出来上がりであるといえる。しかし、まとまりすぎていてあと一歩何かが欲しい。
大賞受賞作品(磯部紅節氏)
ほほえましい情景がほんわかとした表現で成功している。
桑折美子氏作品
独特な表現で見るものを引き付ける。
わが師 矢形嵐酔先生作品(本年度審査担当)
二月堂のお水取りであると思われる。
私も過去に表現方法は全く異なるが、二月堂のお水取り和描いたことがある。
島崎燕酔先生作品(評議員奨励賞受賞)
幻想的な水墨画らしい作品であるとともに、書が素晴らしい。
山田酔藍先生作品(会員奨励賞受賞)
私の作品(秋声)
全紙(70cmx135cm)に描いた。普段は色を多用しないで、墨一色又は控えめに彩色するのを基本としている。ここではあえて色を意識的に使ってみた。
嵐酔先生と同じ二月堂のお水取りを描いた私の水墨画。
4~5年前の作。
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蛇足であるが、国立新美術館は写真の通りで、現地についた古希開館しているのか不安になったほどである。幸い展示室はそれなりに入館者がいましたよ。