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雑感ー2

報道で見る限り、大阪はすでに医療崩壊ではないのか。明らかに重症であると思われても、入院できそうもないらしい。自宅で亡くなる人も報道されている。知事の「急ぎでない手術、入院を先延ばし」発言はこれを物語っている。

それにしても日本の医療体制はこんなにも脆弱なのか不思議である。コロナ感染者が増加したとはいえ、他国に比べて患者数は極端に少ない。しかも、一年間医療体制を組む時間が十分にあったはずである。

医療従事者の人材不足が声高に言われている。なんだか腑に落ちない。新型コロナが来るまでは、日本の医療体制、医療技術、などなどが非常に優秀であると聞かされてきた。たまたまお願いベースでも感染者数が抑えられているから暢気に構えていたのだろうか。もし、一桁多く発症していたとすればと考えると恐ろしい結果になっていた。

 

雑感

丸川五輪担当大臣が小池東京都知事にクレームを言ったと言うニュースがあった。五輪開催に向けてコロナ対応の病院30、医療関係者1万人を要請したことに対して、都が返事をしてこないことに腹を立てたらしい。

緊急事態宣言下であるだけでなく、関東、関西だけでなく日本中が変異型の猛威にさらされている時に。丸川大臣は何を考えているのだろうか。五輪さえ開催できれば、まるで日本人の命はどうでもいいといっているのと同じである。医療逼迫、医療崩壊が叫ばれている中オリンピックの名を出せば何でもできると考えている神経を疑う。どう見ても、大阪では医療崩壊ではないか。

生活に欠かせない事柄も制限が次々発出される中、のんきにに聖火リレーをできるものである。国民には良く解らない言葉ではあるが、不要不急の外出を止めている中。聖火リレーこそ不要不急ではないか。

不要不急関連として、「急を要しない手術、入院を先延ばしにしてほしい」と大阪府吉村知事が言っていた。まず急を要しない手術、入院があるのか。昨年からそれでなくても先送りされている患者が多数いるのが実態ではないか。

オリンピックを開催希望するのであれば、国民の健康、命を軽視するのではなく、今こそ国民の健康、命を守ることを最優先するという姿勢が大事ではないか。特に医療体制に迷惑をかけない努力は最低限必要ではないか。

 

墨神会水墨画全国公募展

墨神会水墨画全国公募展が4月5日~11日の期間で、神奈川県民ホールで開催されている。同門生の作品を少し紹介したいと思います。

ライトが映りこんでいること勘弁してください。

 

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kさんの「祈り」 みごと総務大臣

なんといっても分かり易く、美しい。

 

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kさんの「祈りと微笑み」

木彫の荒々しさを特殊な表現方法で上手く表して素晴らしい。

 

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nさんの「秋風満麗」

何とも言えない憂いのようなものを感じるすばらしい作品

 

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wさんの「初夏の実り」

ちょど季節を感じさせる枇杷を描いた作品。すがすがしさを感じる。

 

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こちらは、文部科学大臣賞受賞作品。

 

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師矢形嵐酔先生作品「竹韻清涼」

 

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こちらが我が作品「競艶」

あるお宅に飾っていただくことを考え制作した思い入れ深い作品。

華やかさと同時に奥深さを併せ持つことを狙いとして、じっくりと時間をかけ制作した全紙大の大作である。

「競艶」の題名通り丹頂鶴を華やかに描いた。

特にバックに時間をかけた。

墨に膠を混ぜることによって、画仙紙への墨の定着時間を遅らせながら、水を加えて水の流れに任せることになる。画仙紙も見た目には均一であるが、必ずしもそうではない。膠と墨の割合、天候(晴れ化曇りか、湿気の程度、など)様々に条件が異なり、水の流れを思うようにコントロールできない部分が残る。自然との合作である。

写真では、アクリル板の反射があり十分に制作意図が伝わらないことが残念です。

 

 

 

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コンスタブル展

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三菱1号館美術館にてコンスタブル展が開催されている。

19世紀イギリスの画家コンスタブルは、同じくイギリス人画家ターナーと1歳違いである。いずれも風景画を得意としたが、目指すところは大いに違っていたといえる。

 

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コンスタブルの風景画を見ると、雲の描き方に圧倒される。

雲のスケッチ画を1年以上も続けていたらしい。

やはり地道な努力があったのだと実感させられます。

 

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ほぼ同じ年でイギリスの画家である両者だが、絵の雰囲気は全く違う。

ターナーはドラマチックな描き方を得意とし、コンスタブルはどちらかと言えば静的な感じがする。二人の活動の違いも興味深い。

 

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色とりどり

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桜が満開である。

TVでは連日桜の便りが報じられている。あたかも桜だけが花であるかのごとく。

桜を疎んじるのではないけれど、桜を見上げるだけでなく、見上げている目を少し下げると色とりどりの花が咲き誇っているのに気づく。

ほんの数例取り上げてみた。

ただ今年気になるのが、開花、満開から散るまでの期間が短い気がする。

花は花だけで楽しませてくれるが、合わせて鳥を呼んでくれる。

鳥と花の組み合わせがあるようで、それを見ているだけでも楽しい。

 

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「不要不急」、「テレワーク」

「不要不急」について、1年前の3月6日のブログに次のように書いた。

新型コロナウイルスに関連して、よく使われる言葉に、「不要不急の外出をひかえる」がある。

価値観の多様性が叫ばれて久しい。不要不急を言い出した人には、その言葉を使う人の価値観で何が価値があり、何が不要のことなのかを一方的に考えているのだろう。しかし多様な価値観の下では、人によって個人ごとに要不要の価値は異なる。そもそも他人の行為について不要不急だといえるのだろうか。他人から見て不要不急と見えても、本人にとってそうとは言えない。もともと他人の行為を不要不急と断定する心には他人を見下しているところがあるのではないか。

以上が1年前のブログであるが、相変わらず為政者からは同じ言葉が使われている。

この1年間のニュースを見ていると、特に緊急事態宣言中の行動を見る限り、大半の人が外出を極力控えているのに相変わらず控えていない一定の割合の人がいるのも事実である。

 

同じく昨年の3月17日に「テレワーク」について述べた。

今日のニュースを見ていたら、自民党総会を延期したことにより、両院議員総会を行っている映像が流れた。あれれ!何かおかしい。阿部さんは何を国民にお願いしていたのだっけ!

国民にお願いするのであれば、テレワークを率先して実行するのがしかるべきではないか。私らとは違って、国会議員であれば、一人一台パソコンを持っていて使いこなしているであろうから。なぜ自民党の先生方は自ら率先して範を示そうとしないのか。

重要な国際会議でさえ、最近はテレビ電話などを使うことが増えてきた。すべてをテレワークにすべきとは言わない。しかし、新型コロナウイルスが猛威をふるっている言わば非常時に、身内といっていい自民党両院議員総会を優先するのもどうかと思うが、ましてや大勢の党員を集めることの不思議さ!!!

 

この1年間でいろんなことを教えくれた。

本来議員、公務員などは国民の奉仕者であるはずである。しかし依然としてお上意識が濃厚にわが国には残っているということ。

お上の言うことを聞くのは一般庶民であって、お上に属する者には及ばないこと。たまたまマスコミが報じたので露見しただけ。

お上が使った「不要不急」という言葉に抱いた違和感がここにあった。

ほんの1例だが、飲食店に対する時短営業要請がある。8時までの時短営業(酒の提供は7時まで)を決めた裏側を勘ぐってみると、一般人がとても利用できない銀座高級クラブをひそかに営業させておくためと見える。自分たち特権階級と思っている者だけが利用できるように、実に巧妙に考えたと思える。

理屈を色々つけてテレワークを推進させていない企業について激しく非難する大臣がいた。その大臣が所掌する部署では全くテレワークが実施されていないことが暴露された。

揚げ足を取るつもりではないが、やはり民主国家であるからには範を示してもらいたい。「隗より始めよ」である。

 

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