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国際書画展に向けて

来年1月26日~1月31日 国立新美術館で開催される「国際書画展」に向けて

この1月間構想を練り、半切1/2程度の用紙に何枚も描いてみた。用紙は最もよく使う棉料重単宣を検討の結果この度はやめることにした。青檀の荒い繊維を漉き込んだ雲竜皮紙でトライすることとした。勝手の違う用紙で戸惑っているが、皮紙の雲竜模様を活かしたいと思っている。

日美展のところで述べたことを再掲します。

漫然と旧態依然とした絵を描くことでいいのだろうか。もちろん悪いわけではない。美しい絵が人の心を癒す力を持っているのは事実である。しかし、私には何か現代という時代を水墨画で描きたいという欲求がある。(Our life style changes due to the new corona and climate chang. I want to cut out the times and draw works that have been sublimated into art.)

 

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「想」

昨年の大阪国際水墨画芸術展に出展した作品である。

 

例年と違う思いの作品創りに駆り立てられたといえる。

新型コロナウイルスがいつ収束するか、まだ2~3年は覚悟しなければならないであろう暗雲が立ち込める世の中で、おぼろな一筋の光らしきものを求めあがいている己を表している。

せせらぎが流れている。世の中がどのように変化しても、変わらず静かに流れ続けるせせらぎがあること。時により水かさは少なくとも決して絶えることのないせせらぎ。

不気味に広がる上半分の林なのか森なのか静かに全体を覆いつくそうとしている。その中僅かなほのかな光。

あえて触れない中央については各自想像。

 

当時の思いをそのまま再掲した。

 

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四季を纏う ~ 北村多加展 ~

書家 北村多加先生を紹介します。

 

 

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四季を纏う ~ 北村多加展 ~

2021年10月13日(水)~ 10月18日(月)
11:00~18:00(初日13:00~、最終日16:00まで)

 

◼︎アーティストステートメント

日本人の心を育んできた四季。

私自身、書を書く際に海辺で書いたり、山で小鳥のさえずりを聞きながら書いたり、しんしんと降り積る雪のにおいを感じながら書いたり・・・。四季がもたらしてくれた感覚がたくさんあります。

しかし現代の環境問題で、日本の四季がなくなるかもしれないと知り、この素晴らしい四季を残していきたい。と思うようになりました。
今回の個展「四季を纏う」では、そんな私が四季から感じて書いた作品が集まっております。

たくさんの方に見て頂き、癒しや活力や四季のすばらしさを感じて頂けたらと思います。
そして四季を残していきたいと思う方が増えたら嬉しいです。
これまでの当たり前が、当たり前ではなくなってきている時代。

今私ができることをこの個展で表現したいと思います。

 

個展で水墨画のすごい先生とコラボさせて頂きます! | 【書家 北村 多加】東京 浜離宮 江戸川区 港区 美文字 ペン字 書道教室かなで組 (ameblo.jp)

 

私、安達嵐松も少しお手伝いをさせていただきます。

北村多加先生の個展、ぜひご覧ください。

 

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日美展開催

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日美展(国立新美術館、8月5日~14日)

緊急事態宣言の中、とにかく展覧会がようやく開催された。

6日の午後、限られた人数による表彰式の予定であったが、中止された。

全体的に来場者は予想していたとはいえ、寂しいものであった。

その中で、矢形嵐酔師を始め、昔の会社仲間などに来場いただきありがとうございました。

会派に偏重しない全国規模の展覧会がほとんどなくなってしまった中、日美展は貴重な存在と言える。質の高い展覧会と言える。

 

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「大地賛歌」F30号

新型コロナウイルスや異常気象の影響もあり、生活様式はすっかり様変わりしている。漫然と旧態依然とした絵を描くことでいいのだろうか。もちろん悪いわけではない。美しい絵が人の心を癒す力を持っているのは事実である。しかし、私には何か現代という時代を水墨画で描きたいという欲求がある。(Our life style changes due to the new corona and climate chang. I want to cut out the times and draw works that have been sublimated into art.)

「大地賛歌」は、何を描いたのかと問われる。突き放した言い方になるが、見る人の自由である。美しい花を描いているでもなく、どこか懐かしい田園風景でもなく、ーー。作者である私はあなたに問いを発するだけである。

ちっぽけな人間。隅に追いやられた人間。

あまり饒舌になるのは野暮であろう。

 

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たまたまお会いできた、根津嘉一郎先生。

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根津嘉一郎先生の作品 「Wall」

 

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作家大賞、内閣総理大臣賞受賞作品

 

その他見ごたえのある作品が多数あるが、割愛します。

 

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第4回日美展

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第4回日美展

8月5日(木)~14日(土)

国立新美術館

 

水墨画部門は、一般部門と作家部門の2部門に分かれている。作家部門に展示しています。私は、8月6日(金)15時~17時に会場にいます。

 

日美展水墨画部門は独自の会員を持たない、数少ない公募展である。それだけに評価の仕方に偏りが見られない比較的公平な審査が行われている公募展である。運営の仕方に問題があったにせよ、秀作展がなくなったのは寂しい限りである。ほとんどの公募展は、全国公募と銘打っていてもその実はある団体に少し他者が入っているだけである。

 

日美展は、著名な作家の作品をじかに見ることが楽しみの一つである。

 

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コロナ禍のオリンピックについて

先日、オリンピック選手団の結団式および壮行会模様が中継された。例年の必要以上に感じる派手さはないが、簡潔にして十分の行事であった。ここに良いお手本を組織委員会は示したと思われる。

オリンピック開会式の観客者人数が長い間取りだたされている。5000人あるいは10000人など喧々諤々であった。ここにきて、無観客の公算が大きくなると、大会関係者は観客者数に入らないと言い出した。

前提として、開会式が今まで通りの派手な演出を今まで通りに行われることを意味している。アスリートファーストを掲げるならば、競技こそ重要であって、式典は付けたしであろう。

競技以外のお祭り騒ぎは本来自粛すべきであろう。少なくとも必要最小限にすべきではないか。オリンピック選手団の結団式および壮行会を手本にすればよい。必要最小限(せいぜい10人程度)の関係者で式典を行い、選手、大会関係者はリモート参加で。

競技観戦には、観客を入れればよいと思っている。無観客は本来の姿ではないだろう。ただしそこには自ずと少なからず制限があるのは仕方ない。アスリートファーストを謳っているにもかかわらず、余分なことが多すぎる。予期せぬコロナ禍の時代、競技にとって必要なものだけを残し、枝葉を極力切り落とし純粋に競技大会とすべきであろう。聖火リレーも何故いつまでも続けているのか。

まだまだ言い足りないが、この辺で筆をおく。

 

洛陽中国書法水墨画院 軸装展ー2

昨日の続き

 

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島崎燕酔先生(右)はいつもながら斬新な作品を見せてくれます

 

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山田酔藍先生(右)のペンギンが可愛い

 

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大木啓子氏 カモは何を訴えているのだろう

 

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桑原文子氏 木彫りの質感が素晴らしい

 

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 最後に私の作品 「竜虎

昔からある題材を選んだが、新しい試みをしている

背景作りに相当苦労した

偶然性と必然性のせめぎあい

墨と水の自由な伸長

などなど

 

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洛陽中国書法水墨画院 軸装展ー1

洛陽中国書法水墨画院 軸装展

順不同で、数点紹介します

傑作ぞろいなのでとても全部紹介できません

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招待作家 荒井克典先生

 

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招待作家 武藤明紅先生

招待作家としては、王子江先生、姚小全先生、を始めとして高名な作家、書道家

約20名ほど出品していて見ごたえがあった。

 

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3点は、矢形嵐酔先生

 

ここからは、趣向を変えて色紙作品を紹介

いずれの色紙作品も非常にレベルの高い作品と思い紹介

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洛陽中国書法水墨画院 軸装展 の会期は、16日まで

 

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