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2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大漁

夜明けの雰囲気を描いた。 膠を使った表現は同じであるが、ここでは ”きらきら光る” 海面の表現に苦労した。 海面と日の光を描くには、一般的には先に紹介した ”夕焼け” のように表現する。しかし、 ”きらきら” した独特の感じを表したいと思った。白抜き材…

夕焼け

個展会場で水墨画の体験会を催した。その時会場を訪れた写真家の方から一枚の風景写真を手渡された。その写真をもとに二羽の鶴が飛ぶ姿を描くことを依頼された。水墨画の体験会の合間に2日間かけて描いたものである。体験会場の黒板に出来上がったものを張り…

鵜飼いを描く

日本と中国の鵜飼いの様子の違いを描いている。 その違いを説明するのも面白いが、ここではそこには触れない。 勢いよく燃え盛るかがり火のもと、煌々と照らされた灯りの中元気よくアユを取る姿。 画面の上から下まで緊張感漂う構成になっている。かがり火の…

はす

蓮続きで取り上げた。 これは小品である。徹底して幻想的に描いた。

初氷

蓮つながりでこれを。 枯れた蓮の葉をいわゆるもみ紙の手法によって表現した。普段蓮は表を描くことが多いが、あえて裏を主役とした。枯れた蓮を描くとき、表を描くときとは全く違った表情を持たせることを考えた。がさついた感じを表せるのは、もみ紙手法以…

蓮の葉は”膠”を使って蓮を描いている。 この”膠”の使い方は、もっともポピュラーと言ってもいい。 水をコントロールしながら、伸びやかに墨を伸ばしていく。 但しそれだけでは単調になることを避ける必要があり、画面右側では細工をしている。 近々、実際に”…

お水取り

東大寺二月堂の有名なお水取りを描いた。軒まで炎が上がるお松明に感動を覚える。 大胆な炎の動きを描くだけではできない。墨と水に愛されて偶然が織りなす産物と言える。”膠”が大活躍しているが、炎が勢い良く立ち上がる様子を表すときと、松明から落下火花…

雪景色

今日から過去の作品も含めて、少し解説をしていきます。 但し、特殊技法を主体として述べることにする。 藁ぶき屋根と雪景色は水墨画を描くものにとって、一度は描く、あるいは一度は描きたいモチーフであろう。この場合藁ぶき屋根が主役であるからその存在…

小さな田舎町

ある公募展に出展予定でヨーロッパの小さな田舎町を描いてみた。 1月に台湾旅行した際、珍しさにひかれて購入した”雲流画仙紙”を使用した。全紙サイズ(140x70cm)だが、穴があいていたり極端に薄かったりして使えない部分があり、20号サイズをとるの…

緊急事態宣言

ようやく緊急事態宣言が出された。 なぜ、阿部首相は緊急事態宣言を躊躇したのかどうにもわからない。 小池都庁知事の新型コロナウイルスに対する蔓延危機感がよくわかるのに比べ、政府のなぜか歯切れの悪さが際立ってきている。 振り返ってみると、都知事が…

オンライン授業に向けて

なかなか更新できなくて申し訳ありません。 新型コロナウイルスの影響で時間がたっぷりありそうなのですが、ここのところさっぱり筆を持つ機会がない。 最も時間を取られているのが例によってパソコンだと分かった。 令和になって、泥棒に入られ、台風15号の…