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北京展への出品

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作品の制作過程を簡単に記します。

まず墨流し。昔まだ銀塩カメラの時代に使っていたパレットが偶然にも捨てずに残していたので、これを利用。墨は青墨をすり、オリーブオイルをつまようじに塗ることで墨の幕を拡散させるのに用いた。

用紙は半切(135cmX35cm)と大きく、パレットの大きさに合わせ複数回に分け墨流しを行った。画仙紙は水に弱く扱いが難しく、失敗を重ねたのち越前麻紙でようやく目的を達した。

墨流しによってできる模様も偶然であるが、自分の欲しい模様ができるまで繰り返し、かつ墨の濃度を合わせる必要があった。用紙に比べて小さいパレットに墨流しを行うのであるから、つなぎ目が問題となる。絵柄として不自然にならないように、当然線が連続していないけれども雰囲気として連続が保たれているかのように、極端に墨の濃度に差が出ないように細心の注意を払った。

風景としてまとめるために薄墨で染めた。 

近景にこの画の主題を描き完成させた。

 

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