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色紙に描く

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不純な天気が続いていたが、やっと日差しのある天気にホットしています。最高気温が一桁の寒い日が続いています、また今年はインフルエンザが早くから猛威を振るっています、お互い気を付けたいです。

金色あるいは銀色などの色紙に、左から菖蒲、牡丹、柿を描いた。普段は本画仙紙の色紙に描いているのであるが、まったく勝手が違うので工夫が必要である。

いわゆる墨彩画である。一般的に水墨画。墨彩画は余白が大事といわれるが、色紙という狭い空間では特に大事ではないかと思う。ただし色紙における余白という概念は色紙ではない作品における余白と少し違っているように私には思える。作品つくりにおいての余白は、余白の部分を見るものに想像をかきたてるようにあえて詳しくは描かない。しかし色紙では少し事情が違う。色紙ではすっきり見せることが重要である。

色紙において描かれている絵が小さいと貧弱に見え、大きすぎると窮屈となる。すなわちバランスが大事となる。バランスはいつでも大事であるが、余白だけでなく余白と描かれている主題と色味との関係もしかりである。金色あるいは銀色又は部分的に彩色されている色紙に描くとき、色の組み合わせが意外と困ることがある。

写真を見ていただいていかがであろうか。あなたも色紙に墨彩画を描いてみませんか。

 

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