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東京都 新しいモニタリング

東京都の新しいモニタリングが発表された。

TVでも当然多く取り上げられ、種々の意見が述べられている。

その多くは数値目標が示されていないことに言及している。

その通りではあるが、どうも2言論的に論じているのが気になる。

 

ある数値に達したら、いきなり休業要請を出すとしているところに無理がある。

東京アラートで示されていた数値を超えていても、自ら決めたことを自ら破らなくてはならなくなったことを踏まえて今回のモニタリングが出されたといえる。

都市封鎖が事実上出来ない日本では休業要請が最後手段と言っていい。

 

今までの日常生活と最後手段である休業要請下の生活の2種類しかないかのような論調である。実はこの2者の間には無限の状態がある。注意喚起もいろんな段階の注意喚起も考えられる。

現状は休業要請を要しないとしても注意喚起も必要ないのか。単なる呼びかけではない注意喚起である。

 

そもそも新宿で接待を伴う夜の店で感染者が増えている。20歳代30歳代が大半を占めている。と言われているだけである。

当該店では3蜜を避ける努力がされていたのか。何かが抜けていたのであれば、当該店を含めてまず3蜜を避ける具体的な指導をするのが先であろう。合わせて客になる人へ店によって店が具体的な対策をとっているのかいないのかを示すことである。少なくとも科学的なエビデンスに基づく3蜜を避けるべく指導することを躊躇すべきではない。

若し当該店が3蜜を避ける努力をしたにもかかわらず感染者を出していることがわかればその原因を徹底して調べなければならない。客の側に改善すべき点はなかったのか。

埼玉県知事が言われている都内で飲食をしないように要請を出したが、これも同じく乱暴な話である。決して飲食全てが悪いはずがない。

 

注意喚起をもっとする必要がある。効果のある注意喚起がなされるべきである。

しかしもっときめ細かい対策及び指導が必要である。

いいものも悪いものも一緒にやり玉にするのは無責任である。もう少し現場を見てよく努力しているところと、そうでないところを区別して、悪いところを名前を出すのがまずいのであれば、しっかり対策している店を公表すればよい。

客側に何らかの問題があるならば、徹底させる努力を怠ってはならない。

 

恐らく注意喚起はしていると反論されるだろう。

然し必要な人に届いていないのはないに等しい。

今どきの若い者が TV を見るのか。たとえ見たとしてニュースを見るのか。

 

毎日発表される数字を見るとき、不気味な状態が続いている。

この不気味さが杞憂に終わればいいのだが。

私には、新型コロナウイルスは簡単には許してくれない代物と思える。

 

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