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カルチャーセンターで教えないのは何故(1)

私もカルチャーセンターに似た大学のエクステンションセンターで水墨画を習ったことがある。水墨画を始めようと思い立った時、深く考えもせずただ単に安いからというだけで選んだような気がする。ただし安いというだけでなら、わざわざ遠くまで通う必要はない。大学が関わっているだけにカルチャーセンターに比して、しっかり教えてもらえると考えた。

1年ほど経過した時点から、満足できなくなった。師を求めて、積極的に自分が求めているような作品を作り発表している作者はいないか各種の展覧会を見て回った。展覧会を多く見て回りそこで偶然居合わせた作者あるいは熱心な鑑賞者などと話すうち、漠然と抱いていた不満の正体がはっきりとしてきた。

大学のエクステンションセンターであれあるいはいわゆるカルチャーセンターであれ、スクール形式で教えている。これは効率を考えると至極当然のことと言える。プリントを渡し、同じ課題を描くスタイルである。

カルチャーセンターで習っている人にも、例外はあるにしても、よく聞く話として趣味を介してお友達と楽しい時間を過ごすことを目的としていることが多い。10年以上も在籍していて、お局様のようにふるまっている教室も知っている。そこにはなかなか新人にはなじめないし、若い人が入りずらい。

個人を尊重する時代になってきている。横並びでは満足できない人も増えている。私らが追いつけないほどIT化が進み楽しみの見つけ方、他者との付き合い方などラ期にわたるようになってきた。他人を巻き込まず、他人を意識せず自分だけの特別な時間を過ごすしっかりした考えの人も増えている。

そのニーズに応えるべく個別個人に教えることにしている。

 

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