名店とはこんなものなのか?
焼肉 青山外苑
初めてこんなにも高価な焼き肉を食べた。コストパフォーマンスのなんと悪いことか。写真で見るとよくわからないが、紙ほどの薄さである。しゃぶ焼きといってしゃぶしゃぶのように2~3回あぶってたれで食べるのである。当然肉の味などなく、たれの味だけである。一事が万事このようなもの。
然し最悪なのが客あしらいである。
一週間ほど前に予約を入れ、案内された席は入り口近くのカウンターである。カウンター席で構わないのであるが、場所がいけない。入り口近くで、冷たい風がなぜか流れてくる。脱いだコートを再度着なおしても足元から寒さが襲ってくる。幾度となく店員に訴えたが、説明によると(名店と自負するからなのか)表玄関は開け放しておくのだそうである。ビルの中にあるのではない、露店なのに。だったら寒さを訴えているのであり、見ればアイテル席もあるようなので、席替えをお願いした。人を小ばかにした薄笑いを浮かべ、いかにも貧乏人が来るところではないといわんばかりな態度で、席替えは無視された。お陰で、連れは風邪気味になってしまった。
まあ、不釣り合いな店に行った報いということか。2度と行くことはないだろうし、人に勧めないから。