大阪国際水墨画芸術展が10月19日(水)~24日(月)の日程で、尼崎市総合文化センター美術ホール5Fにて開催されている。毎年感じていることだけれども、粒のそろったレベルの高い展覧会である。大阪まで遠出になるが、いい作品を十分鑑賞でき一つも苦にならない。
朝10時に会場についた。まだ準備中であった。がらんとした会場で作品を順に拝見していると、ばったり小川応喜先生にお会いできた。秀作展がなくなり、その同窓会だと笑っていらした。(懇親会では、常数常山先生、等々お会いできました)
数ある中で、少し気になる作品を取り上げます。
木戸玉章氏「RAN」
呉澤群氏「故郷月明」
唐志英氏「流水落花」
盛静山氏「深山幽水」
陳允陸氏「静山無音」
生徒さんの作品
小関美枝子氏「夏の願」
生き生きとした夏を十分に感じさせる作品である。
墨色、構図、ヒマワリと蝶の組み合わせなど絶妙である。
同じく生徒さんの作品
全くの初めから、わずか1年半で良くここまで描けるようになったと感心させられる。
特に夕景など背景の作り方、色合いの美しさが際立っている。
最後に私の作品
龍は古来から枚挙のいとまももないほど描かれたいる。名品も多数。
新しい感覚で何とか描きたいと考えた。
技法としても必ずしも水墨画で使われいないことも試みた。
当然賛否がある。
多くの人に喜んで見ていただけたことは誇り。
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