運転免許証返納
思い切って運転免許証返納した。
50年間それなりに車にも運転してきたし、免許証の色もゴールドを通してきた。
昨今報道で取り上げられるのは、高齢者の事故ばかりと言っていいほどである。
今年免許更新の年なので、昨年あたりから返納を意識しだした。
しかし、昨年の12月から今年の1月にかけて事態は急変した。
奥さんの手のしびれがひどくなり、とうとう首の手術になった。
病院への送り迎えが長引くことが予想され、免許の返納に待ったがかかった。
免許更新はやむおえないことと考え、免許更新の講習をすべて終えた。
奥さんの手のしびれがなくなったわけではないが、幸いリハビリも近所で行えることができ、病院などへは、タクシー利用すればいいので車の必要回数が減った。
そこで思い切って返納に踏み切った。
返納してみて気づくことが多い。奥さんには責められ通しである。
テレビなどではよく息子あるいは娘さんが高齢の父母に返納を促したが、おおじない。いかにも頑固な父母であるといったような報道がなされいる。
私らは、車に頼った生活を送っていたことへの反省が必要なんだろうけれど。
そうとばかり言ってられない事情の人も多いのではないか。
言いたいことは山ほどある。
しかし、これだけは言っておきたい。
せめて自主返納をしやすく、親切に対応、身分証に必要な普段持ち歩ける仮の証明書、など行政としてやってほしいものである。