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水墨画お手本の一部(2)

生徒さんからの要望で描いた。

ある公募展に向けて、柳と燕をテーマに描きたいと。

公募展に出展する作品そのもののお手本は描きません。

構図、描きたい内容及び意図、などは作者自身のものです。

今回柳と燕を描きたいとの要望があった。

柳のごく一般的なかたちを上図2点と燕の飛ぶ姿2点を示し、基本的なことを理解し、筆の使い方などに慣れてもらうことにした。

背景は?との問いに、漠然と山を考えているとのこと。

一般的に言って、ほとんどの場合展覧会あるいは本などから刺激を受けて自分も描きたいと思うようである。したがって、最終形が明確なっているわけではなく漠然としたままである。

この生徒さんもいつもご自分にはイメージがあるようだが、理想は高く言葉に表すのはむつかしく、かと言って当然本人は絵に表すことができません。生徒さんの漠然としたイメージなどの写真を頼りに2人3脚で試行錯誤を進めて完成させます。

今回の柳については、山が悪いわけではないが、柳には水(例えば、川あるいは池など)が似合うのではないかのサジェスチョンを行った。

これからどう進めていくのか大いに楽しみである。

 

次の絵は、ホタルブクロ(植物)と蛍を描きたいからスタートした。

洛陽中国書法水墨画院軸に出展して絶賛を浴びた。

 

教室 | 栗庵水墨画教室|東京、千葉、オンライン (rannshou.com)

 

安達嵐松