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無連絡

水墨画を教える立場になって表現がむつかしいが、どのようにしたらいいのか戸惑っていることがある。

連絡なく教室に姿を見せない人が少なからずいます。あるいは、連絡が当日になってからというのもあります。もちろん急病、急用などやむを得ないことも考えられます。

直前であっても連絡があれば、それなりに対処できます。然し無連絡の場合、途中で事故にあったのではないかなど心配が尽きません。

水墨画を教えるということは、単なる知識の切り売りではありません。私の場合、個々人に合わせた指導をして必ず描けるようになってもらえるように指導します。門人様お一人お一人に合わせて準備をします。準備だけではありません。それに伴って用意していく持ち物も増えます。

門弟様の時間を十分に確保することを優先にしています。門弟様の都合によって、受講時間の変更を可能しているので、日によっては体験希望をお断りすることもあります。無断あるいは当日キャンセルが、体験希望者の権利を奪っていることになります。

極端な例かもしれませんが、このようなことがありました。

過去にはいまだ寝床の中にいた人もいましたので、連絡なく教室来ない門弟に、「いまどこにいるの?」とラインしました。「電車の中」との返信に少し安心し間もなく到着するだろうと他の門弟たちを指導していました。現れないので、「〇時までで教室は閉めます。今日は、どうしたの?」とライン。「今京都でーす。友達と今旅行でーす。」が返事。

もう一つ例を挙げます。

体験予約があり、メールで道具の有無、経験の有無など聞き準備万端を整え教室で待ちましたが連絡も取れず無断キャンセルされてしまいました。その後も当然連絡は取れていません。

時代が変わり、考え方、行動パターン、などが大きく変わってきていることは分かっているつもりです。今の若者に、「デート待ち合わせ場所にドタキャンされたらどうおもうか?」との質問に、「何とも思わない。私もする。」との回答が過半数を占めているとテレビで報じていた。

無連絡が容認される世の中かもしれないが、私にはその対処の仕方がわからない。

 

今後、水墨画に直接かかわる(絵、展覧会など)は、

ブログ | 東京で学ぶ「水墨画教室」 (rannshou.com)

ここでは、水墨画に限らす広く取り上げます。

安達嵐松