すばらしい絵を見たとき、自分も描きたいと思ったことありませんか?
かわいい花を見たとき、絵にしたいと思ったことありませんか?
感動する風景に出会ったとき、などなど。
でも、自分には描けないとあきらめていませんか?
誰でも描けます。少しのコツをつかめば。
自転車を例にとってみましょう。大多数の人は自転車に苦も無く乗れると思います。
しかし、思い出してください。
何もしなくて乗れるようになったわけではありません。
みんな練習したのです。
乗るコツをつかめば、一生忘れることなく乗れるようになるのです。
水墨画を描くコツを掴むのは、それほど大変ではありません。
使う道具類も割と簡単なもので済みます。
同じ絵画の範疇でも、油絵となるとそうはいきません。日本画も準備が大変です。
水墨画が他の絵画表現と大きく異なる点は、
花であれ、鳥であれ、景色でも対象物をそのまま描くのではないということがある。
形にとらわれないこと、形をそのまま写すのではない。
大胆な省略も重要である。事細かに描かないことが絵を引き締めるといっていい。
塗り絵がブームと言っていいほど流行っているらしい。
洋画も日本画も、誤解を恐れず言えば、塗り絵と同じといえる。
枠取りをし、枠の中を絵の具で塗り重ねていく。
しかし、水墨画は幼い子供が自由に描いていく方法に似ている。
すなわち、そもそも枠を描かない、したがって塗るという行為もない。
水墨画は、水と墨と紙という単純な要素だけでなり立っているだけに、
鑑賞に堪えるだけの技術が重要になってくる。
その技術さえつかめば、言い換えればコツをつかめば、だれでも描ける。
もとより才能が有り余る人を対象にしているのではない。
私と同じく平凡な人に水墨画への興味を持ってもらいたい。
平凡な私が努力してつかんだ コツを伝えたい。
誰でも描けるといっても、プロの絵というわけではない。
コツさえつかめば、努力次第で必ず人に認められる絵が描ける。
高校野球に例えれば、甲子園出場が果たせるほどの水墨画が描けるようになる。
そこには少しの努力が必要ではある。
私と一緒に水墨画を学びませんか。