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国際書画展に向けて

来年1月26日~1月31日 国立新美術館で開催される「国際書画展」に向けて

この1月間構想を練り、半切1/2程度の用紙に何枚も描いてみた。用紙は最もよく使う棉料重単宣を検討の結果この度はやめることにした。青檀の荒い繊維を漉き込んだ雲竜皮紙でトライすることとした。勝手の違う用紙で戸惑っているが、皮紙の雲竜模様を活かしたいと思っている。

日美展のところで述べたことを再掲します。

漫然と旧態依然とした絵を描くことでいいのだろうか。もちろん悪いわけではない。美しい絵が人の心を癒す力を持っているのは事実である。しかし、私には何か現代という時代を水墨画で描きたいという欲求がある。(Our life style changes due to the new corona and climate chang. I want to cut out the times and draw works that have been sublimated into art.)

 

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「想」

昨年の大阪国際水墨画芸術展に出展した作品である。

 

例年と違う思いの作品創りに駆り立てられたといえる。

新型コロナウイルスがいつ収束するか、まだ2~3年は覚悟しなければならないであろう暗雲が立ち込める世の中で、おぼろな一筋の光らしきものを求めあがいている己を表している。

せせらぎが流れている。世の中がどのように変化しても、変わらず静かに流れ続けるせせらぎがあること。時により水かさは少なくとも決して絶えることのないせせらぎ。

不気味に広がる上半分の林なのか森なのか静かに全体を覆いつくそうとしている。その中僅かなほのかな光。

あえて触れない中央については各自想像。

 

当時の思いをそのまま再掲した。

 

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