国際中国書法国画家協会誌上展
第13回国際中国所報告画家協会誌上展
栗庵水墨画教室から4人応募しました。全員入選を果たし、そのうち3人が入賞しました。おめでとうございます。
この誌上展は、年1回行われる色紙による展覧会になっています。
佳作のKさん
ご自分がかっておられる犬を描きたいということで写真を持ってこられました。
何とも愛らしい犬で、この愛らしさを描かれました。
菊との取り合わせも上品で、お人柄がよく出たいい作品に仕上がりました。
入選のTさん
初めての出展で入選おめでとうございます。
非常に熱心に、また真摯に水墨画に取り組んでおられます。
実は、落款の篆刻印を押す際に大きなミスをしてしまい、本来出展するはずの作品とは心ならず違ってしまいました。本人は相当悔やんでいました。しかし、練習の成果の出たTさんらしいいい作品に仕上がりました。
(左から)佳作のMさん、同じく佳作のKさん
Mさんは、蓮を紙面一杯に大胆に描かれました。
勢いのある筆使い、構図の大胆さ、墨色い日ごろからコツコツと取り組んでいる成果の現れたいい作品です。
Kさんは、雪景色です。
少ないタッチで雪山の雰囲気を出し、また手前の水面を表現しています。
自然がお好きなKさんらしさがよく伝わってくるいい作品です。
最後に私の作品
タンゴを激しく踊る様子を眺めていた時、カルメンが頭に浮かんだ。
リアルに描くのではなく、かといって抽象画でもない表現をしたいと考えた。
薔薇は激しさの象徴である。