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スマホのゲーム

船橋へいくjrの中で若い男性がスマホでマージャンをしているのに気付いた。私の学生のころマージャンは大流行で私も夢中になった一人である。パイを握らなくなって久しいが、何となく興味本位でちらちらと見るとうまくできている。しかし試してみたい気は起らない。マージャンは4人でテーブルを囲み勝負をするのであるが、パイだけを見ているのではなく、対戦相手を見ているほうが断然多い。駆け引きを楽しみ、ちょっとした癖を見抜き、落とし穴を仕掛けたり、など相手の心理の読み比べのようなところがある。マージャンに限らず碁・将棋、カードゲームなどすべてがそうであるといえる。機械相手だと全く様子が違ってくる。eスポーツなどはその極みなのだろう。

生まれた時からデジタルで育った者はデジタルが当たり前の世の中なのである。先日テレビで若者が電話に出ないのはなぜかとデジタル世代の識者に司会者が聞いていたが、メールでやり取りできるのになぜ電話に出なければいけないのかと逆質問していた。電話での会話とメールでのやり取りでは(声の調子、ニュアンス、間の取り方など)違うものがあるのではないかとさらに問いただすと、その違いが余分であるから電話に出ないと言っていた。デジタル世代の若者が特にスポーツにおいて華々しい活躍をしている。古い世代とはまた違ったコミュニケーションの取り方をしているのであろう。予測のできない予測を超えた進展をしていくのであろう。

現在の技術からすれば芸術と呼ばれている分野も作品をただ単に作る技術においては人間技を超えるのは簡単だろうと思う。人から教えられたのであるが既に水墨画を描くソフトも実力の程は知らないがあるそうである。しかし人が犯す失敗、誇張、無視あるいはもろもろの愛憎が入り混じった人間臭さなどがいりこんだ究極のアナログといえる水墨画を描きたい。ただし水墨画も新しい技術、手法なども取り込んで常に新鮮さを保つ必要があるように思う。

 

安達喜一  喜寿記念 水墨画・墨彩画展
   令和元年5月7日(火)~5月12日(日) 9:00~18:00
     (初日は13:00から、 最終日は15:00まで)
   四街道市民ギャラリー
合わせて四街道市民ギャラリー近くの 「icoba四街道一丁目」にて小品展開催。
ご覧いただければ幸いです。