以前に紹介した東京都に今年採用された障碍者のその後の話。
大阪からの就職なので、都営住宅に入れた。恵比寿に近く6棟もある大団地の一室である。家賃が新社員にはほとんどすべてを取られるほどの高額である。高額なためにほとんど空き家になっている。空き家になったままで年月が過ぎているので状態は推して知るべしである。人の気配のないままにしておく神経がしれない。もし民間の物件ならこのままにしておくはずがない。少なくとも、高い家賃に見合うように時代が欲しているように改造しているはずである。
今年は、どこの会社によらずコロナ騒ぎで入社式もなければ、長い期間自宅待機が多かったと思われる。東京都も例外ではなかった。
東京都の新入職員に施される訓練は、テレワークに持って来いと思われるので実態を聞いてみた。教育手段として喧伝されているだけに興味深い。なぜなら、新入社員訓練こそ教育そのもであるから。政府も当然東京都も3蜜を避けるとしてテレワークを大いに推奨している。お手本としての使い方などぜひ聞いてみたいと思った。
テレワークはなかったと聞いて信じがたかった。
環境を整えていないのが実態らしい。少なくともこの東京都職員社宅にはそれがない。そもそも東京都はテレワークという言葉は聞きかじったとしても、それを推し進める意志などなかったのだろう。もし必要性を感じていたなら、たとえ完成されていなかったとしても、実施するための環境を整えつつあったはずである。しかも、新入職員教育は最も始めやすいと思えるから。
https://www.youtube.com/watch?v=ZvDsDX5DRbY