mat=35B77N+DW44XE+46FK+656YP" alt="">

ワン・デイ・レッスン模様(2)

f:id:yoidoreojisann:20201029102546j:plain

f:id:yoidoreojisann:20201029102617j:plain

 可愛い子猫を描き、カレンダーを作成しました。

皆さん個性的で見事なかわいい子猫を描いています。

 

水墨画はとっつきにくい」というイメージを払拭したい。

まず、水墨画になれてほしい。という思いから、

全く未経験者でも、簡単に描ける方法を伝授した。

 

画を描くのに苦手とする最大の問題は、形をうまく取れないことにある。

その克服として、型紙を応用した。

大方の人にとって、カッターを手にして切り抜きを始めた途端ウキウキとした気分になるようである。緊張感が一気に溶けていく。

次に台所用品を渡されると、興味はますます募ってくる。

ここで作業のお手本を見せ、同じ作業をしてもらう。

まだ全体の作業からすると、3分の1程度進んだだけであるが、

必ず一応の満足感が漂う。

既にもっとも不得手とする形が描かれているのだから。

 

水墨画の経験者なら理解できると思うが、柔らかい毛並みを表現することは大変むつかしい。

ここでも、未経験でも必ずできるお手本を実演してそれに倣って描いてもらう。

当初の形が少しいびつになっても、それが個性となる。

途中失敗してと心配していた人が、出来上がるにつれて自分ながら上手く出来上がることに手ごたえを感じているようでした。

皆さん出来上がった自分の作品を見て必ず満足しています。

 

水墨画はこうあるべきという考えの方にとっては、とんでもないと思われるだろう。

私は水墨画に興味を持つ人が増えてほしいと願っている。

使う道具も現代という時代に合わせていけばいいと思う。

楽しく描けるならば、それが一番である。

少しでもすそ野が広がれば本格的に水墨画に取り組む人も現れるだろう。

 

これからも初心者にとっても優しい描き方を研究し、伝えていきたい。

 

www.rannshou.com