蘇州
蘇州
水郷の町、蘇州を描いた。
蘇州には有名な舘山寺がある。
今この絵を見ると自分なりに思うとこがある。
勉強したことをすべて詰め込むような描き方である。
テーマを絞り整理して描かなくてはならない。
ただ、実力以上を見せようとして漢詩までを載せた。
力が入りすぎている。がむしゃらさは見て取れる。
凡人である私は、このような失敗を繰り返したからこそ、今教えている時生徒の気持ちが痛いほどわかる。わかるからこそ、丁寧に方向を示すことができる。
私の取り得は何だろう。
生徒さんの気持ちに寄り添った描き方を一緒に考えることであろう。何を描くかは、もちろん大事である。しかし写真のように描くのではない。写真のように描くのであれば手段はいくらでもある。写意画の名の通り、描く人の意図、気持ち、感動、などをどのようにすれば描けるのか考えるのである。そこを丁寧に指導していくのが私の役目と思っている。
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