ギャラリー暁(銀座6丁目)にて「二人展」(10月14日~19日)を鑑賞した。
二人展のうちの一人片山文の水彩画がとても素晴らしい。先日の郷土作家展会場にて同じ四街道の作家で中央でご活躍されていることを知り今回の展覧会にお邪魔した。
水彩画の概念を覆すような作品の数々。水に弱い画仙紙などに描く水墨画では考えられないが、水彩画用紙は水に強いことを利用して描いているらしい。水彩絵の具に限らず、墨、胡粉、鉛筆などあらゆるものを使用しているとのことであった。研ぎ出しには驚いたが見事な色合いが出ていて、魅了された。