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緊急事態宣言解除について

緊急事態宣言は昨日解除された。県をまたいでの移動自粛は継続して。大きくは6月1日と6月19日に、最終的には7月下旬らしい。

考えてみると、知事にほとんどの権限は渡しているので、知事の権限の及ばないものは県をまたぐ移動自粛要請だけなのか?

そうだとすると、緊急事態宣言解除はおかしい。緊急事態宣言の続く中で順次移動制限を緩和し、知事は同じく休業要請など順次緩和しくいくのが筋であろう。解除後なのに、知事は結果として恣意的に各種の休業なり自粛なりの要請をしていることになる。

ついでに言わせてもらうと、知事が行う休業要請が業種別になっているのが安易すぎる。特定の業種をやり玉に挙げるのは安易すぎる。本来やり玉に挙げられた業種に罪があるわけではない。新型コロナウイルス予防で最も大事なのが、手洗いの励行、マスクの着用、それから3蜜を避けること、とされている。ならば、業種を問わずこのことを徹底するように要請すればよい。そこに店主の知恵が生かされる余地が生まれ、新しい店創りが始まる。予防措置を講じない店を排除する仕組みがなければならない。予防措置を講じているかどうかを検証するより、一括に禁止とするほうが楽である。安易な方に人は流される。

報道の仕方にも一言。休業要請などによって困っている人を取り上げることは大変重要である。しかし、いつまでもそればかりでいいのか。制約の多い中で、いろんな工夫をして少しでも営業につなげようとしている姿をもっともっと知らせるべきではないか。小さいことからでいい。いろんなところにヒントがある。一人では気づかないが、見ることによりさらに工夫されていく。それが大事である。

 

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