描き初め
描き初めという言葉があるのかどうかはわからないが、書初めという言葉が日本には昔からあるので使ってみた。
これはある公募展に出品する目的で描いたものである。勿論完成形ではなく、プロトタイプと言っていい代物である。公募展出品を考えているので20号という大作ということもあり、もちろん今日だけで描けるものではない。暮れから描き始め元日にも筆を持ち今日一応の完成を見たので、描き初めとした。これから時間の許す限り自分が納得ゆくまで何枚も描きなおすことになる。画仙紙のペラペラの状態であり、写真ではしわの影も映りこんでいるので裏打ちをすれば少しは変わったように見える。