昨日から、全日本水墨画・俳画・文人画秀作展が京都文化博物館で始まった。昨年丁度このころに第10回の同展が行われ参加した時のトラウマがあり今年は京都へ行くのを取りやめた。梅雨時の大雨による九州での災害が大きく連日大きく報じられる中、東北以西は予断を許さぬ状態が続いている。
私の出展作「托鉢」
会場に行かないので、全国水墨画美術協会編「墨と彩の輝き」から転載した。半切1/2の掛け軸作品である。朝開けて間もないころの靄っとした空気を第一に表現すること、僧衣の柔らかさを表現することなど工夫した。自分としては満足のいく出来である。
安達喜一
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