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オンライン授業にあたって

美術館などが新型コロナウイルスの関係で閉館されて久しい。公募展が一つの励みになっていたので、創作意欲がなかなかわいてこない。

外出自粛要請によって、気が付いたら2月からすでに3か月近く電車にも載っていない。

(恵比寿にある教室に通うことのすべての楽しみが奪われた。)

併せて車も動かさないので、バッテリー交換になった。

この間、予約券を手に入れていた読響土曜マチネーが4月及び5月公演が中止。同じく千葉文化ホールの牛田智大ピアノリサイタルも中止。

歯科医院の予約もキャンセル。

今年運転免許の更新で、2月に予約を入れたとき5月が最短で日程であったので予約していた。これも7月の後半に延期となった。年齢から認知機能検査から始まる。更新に間に合うのだろうか。

有り余る時間の大半を、散歩、スーパー及び電気量販店等へ行くことを除いてパソコンの設定(オンライン授業ができるように一から始めた。あるいは、ホームページの刷新)などに費やしていた。設定を始めるにも、知らない単語の羅列なので一つ一つ意味を調べ何度も何度も躓きながら、幸い時間はたっぷりあるので来る日も来る日もパソコンと格闘してきた。つたないながらも一応形にはなったかなと思う。

オンライン授業にあたって、パソコンの設定とは違ったところでの工夫も必要であった。学校の授業、講演会など対面形式では問題にならないことが、水墨画を実演しながら授業を進めるには大きなネックとなる。

描くところを見せて指導しくいくことは、出来上がるまでの過程をすべて理解してもらう意味がある。リアルの教室ではあまり気にならないことも、パソコン画面では限界がある。その一つが生徒さん側が、自分の見たいところを疑問に思うところをなどを意識せず目なり体なりを動かして最適な方法を見つけていることであろう。

完全に再現することは不可能にしても近づけることはできる。描き手の側からの目線で筆を追うことである。そうすることによって、描き手の単なる筆使いだけでなく、筆の角度、筆圧、そして水の含み具合、滲み、かすれ、など大事なところを余すことなく伝えることができる。

受講生側に手間暇かけさせるようではいけない。簡単に接続でき、しかも安全でなければならない。  zoom が最も使われているようだが、脆弱性がしばしば問題になっている。 google meet を使うこととした。

 

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