水墨画体験模様（６月２日）

本日の水墨画体験模様

３人が体験され１人が見学された。

３人とも水墨画が初めてということで、道具の説明から始め、最後は胡瓜を描くことにに挑戦していただいた。これから水墨画を続けていくには、調墨が最も大事なので調墨の仕方の手本を見せ、その後時間をかけて各人自分で繰り返した。

胡瓜に挑戦するのであるが、初めから上手く描ける人はいないこと、胡瓜を描くのは、墨の濃淡、かすれ、滲み、グラデーションなど水墨画に必要な要素がすべて揃っているのであえて挑戦してもらった。すなわち水墨画は塗るのではなく筆で描くのであり、濃淡、かすれ、滲み、グラデーションなどを画がき分けることを理解するためにあえて難しいことに挑戦した。そしてこれらを最大限に引き出すには調墨が必要だということを学んでもらった。

まず初めに皆さんの前で実演して見せて同じことをしてもらった。当然であるが、人によって同じものを見ていて、すぐ繰り返して描くつもりでも初めのうちはうまくいかない。憶えている個所が違う。人によって覚えていないところの手順をそれぞれ個人に説明しながら進めた。

描いている姿を見、筆の動きを見て、直接生徒さんに手を添えて一緒に線を引いてもらったりしながら指導した。例えば出だしの頭部分では逆筆的に筆が入りいったん筆を止めるようにし、右にひいていくように描くがこれが結構難しい。ここも生徒さんの筆に手を添えて実演した。練習するうちに思いがけずうまく描けるものもあり、難しさとともに面白さも理解していただけたようだ。

次回は教室のカリキュラムとして４君子から始めることとした。

和気あいあいとし、つい熱が入り時間をオーバーしてしまいました。

写真は胡瓜だけ、椎茸だけでもはがきに描けば立派な作品になることを伝えるために描いたものである。

１回無料体験
１回無料体験コース随時好評実施中です。ご都合の良い日などございましたらお気軽に下記のメールにてご連絡ください。なお第１及びだ３日曜日がお稽古日になっています。おってこちらよりお返事をさせていただきます。体験料は２，０００円ですが、体験日に入会された方は入会金の一部に充てさせていただきますので実質無料となります

　　　　　　　　　　　　　　メール：　y-adachi13@aria.ocn.ne.jp
初心者大歓迎、もちろん経験者も
経験に応じて体験内容も変わります。　
実質体験６０分程度。ご説明、手続きなどで９０分程度になります。