損保美術館にて山下清展(生誕100年)を鑑賞した。
山下清については、著名なちぎり絵作家ぐらいしか知識はなかった。
鑑賞してみていい意味で裏切られた。
ちぎり絵だけでなく、油絵、水彩画、ペン画、版画、陶芸などに才能を開花させていた。見ごたえある作品が多く、結局3時間ほど会場にいたことになる。
幼少期に描いた絵が残っていること、すなわち残した人がいることにも驚かされる。
個人的な見方ではあるが、はやりちぎり絵がいい、油絵もちぎり絵の雰囲気を残してなかなかのものである。
花火をはじめ著名な作品数多くあるが、私はこの「ともだち」が一番好きだ。