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師範試験

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師範試験は筆記試験に始まって、課題作品(半切1/2以上)少なくとも12枚提出し、最後に初級、中級の生徒さんに実地で教えることまでである。先生にはお弟子さんが

100人を大きく超えているけれども、(世間には2~3年もすれば免許を与える所もあるのに対して)看板をもらっているのは実質2人という非常に厳しい先生である。そこに身を置いて真名でいることに誇りを持っています。

課題作品のうちたまたま提出前に写真に収めていたものを今日明日紹介します。

1枚目の画の課題は、大型の鳥(鳥の種類は特定されていない)を描くこと。すでに提出していた作品に「ひよこ」をあしらったものがあることから大型の鳥として鶏を選んだ。墨彩画として派手な色合いにならないように瓢箪を組み合わせた。画として一体と見えるように構図に工夫をした。

2枚目の画の課題は、山水である。何を描くのがよいのか最も悩んだ作品である。山水という言葉からは偏見ではあるが古いというイメージしかなく筆が進まなかった。私なりに伝統的な構図から脱却した、少し不安定な構図の画に挑戦したつもりである。